イギリスの安い店で買った場合の物価の話
イギリスの物価
イギリスの物価は高いといいますよね。
私はここに来るまで、円安もあって必要物資の値段高騰をまあまあ気にしていたのですが、今のところ日本とそんなに変わらない、あるいは特別なこだわりがなければ多くのジャンルにおいて日本より安く買えるのではないかな―と感じています。またまとめて買えば安くなるのはこちらも同じですが、こちらでは大容量商品がとにかく日本より大容量なので、より簡単にまとめ買いができるとも思います!
食料品
イギリス国内で最もシェア率が高く、値段も良心的なスーパー「TESCO Superstore」では、パスタ500gが85ペンス。1ポンド155円の計算で行っても、133円なのでそこまで高くありません。しかしパスタやチーズなど、ヨーロッパ産のものは、パスタならリングイニからペンネ、フェットチーネ、チーズならチェダーからブッラータ、ヤギミルクなど、種類が非常に豊富なうえに、日本ではマイナーで高値になりがちなものも安く買えるので、とてもバラエティ豊かな料理を楽しめます。
また量に関しても、パスタ3kgやチーズもかなり大きなサイズで売っているので、この辺を選べばもっと安いです。
ただ交換留学生は基本フラットメイトがいても自分の食料は自分で買って食べるスタイルが多いようなので、安さのために買いすぎると他の物を楽しめないし、、と難しいところです(笑)
上記の写真は、「Home Bargain」、「Aldi」というテスコより一回りやすいといわれるスーパーで購入した子たちですが、水を濾過する機械を除くと¥3700くらい。オリーブオイルが¥700しているのを含めても、とても安いのかはわかりませんが、牛乳は2リットル¥230だし、(あまり好きではないことを忘れてとてつもない量買ったので何度もフラットメイトにあげるか迷いました^^)HEINZのスープもたくさん入って1ポンド、紅茶も100パックで1ポンド、きゅうりは日本の2倍の長さで約90円、重曹1㎏1ポンドと、とにかく実物は大きいので、かなりコスパはいいのではないかと思います。
たった今買ってきたこちらは、全部で¥1050です。チーズもスープもジンジャークッキーもトマトもすべてこちらでは本格的でおいしいのでとても幸せな買い物です♡^^
ただ安くて使いやすいものは、地元の方が熟知しているようで(当然笑)、最もポピュラーな形のパスタの大容量は棚がすっからかんになっていたりよくあるので、ジモティーに負けないよう、買い物術を高めていかなくてはと思います。
掃除用品類
食品以外でも、安いものを探せばちゃんと安いです。たとえば紙は高いといわれているもののトイレットペーパーが18ロールで約650円、日本の百均にはないサイズの大きな食器用やトイレ掃除用洗剤が155円など、日本と同じように本当に安いものも多いです。紙の実質的な量、洗剤の環境負荷、香料の強さなど条件を増やせば値段は上がりますが、生きるための最低ラインを選ぶのなら、ある程度しっかりした商品をこれくらいの値段で買うことができます。
このように、今のところ必要なものは満足のいく価格帯で、気持ちよく変えている状況ですので、もし留学生活を始める方も、そこまで心配なさらなくて大丈夫ということをお伝えしたいです。
ちなみに私がイギリスの買い物で特に好きなところは、
①セルフレジが多くて気楽なところ
②よくビートルズが流れていること
③ジモティーたちが突然トゥートゥトゥー、るーるるるーと優雅に歌いだすところ(シニアカーに乗ったおばあさんが突然BGMに合わせて口ずさみだすのはとてもかわいいです!笑)
の3点です。
では。