a 交換留学生's Life in the UK

イギリス中部のシェフィールド大学で自由な生活をしている交換留学生です!ロンドンでもなくエディンバラでもなく、田舎でもなく都会でもないあまり日本人になじみはないけど素敵な街について発信する所存です。

業務スーパー奨学金合格のポイントと注意点

私がこの留学で大変お世話になっているものの一つに、業務スーパーの財団による奨学金様があります。給付金の額が大きいため、狙っている方も多いと思うのですが、意外と情報入手や書類作成がてこずるので、誰かの参考になればと早めに書いてみます。

 

財団の本名称は、「業務スーパージャパンドリーム財団」です。留学が決まれば、一か月に15万円(~2022年度)が振り込みで頂ける大変ありがたい奨学金で、春と秋2回の募集があります。

(※ここでの情報は確実ではないので、あくまで参考としてご活用ください。)

 

☆1次審査

 

審査は1次と2次で分かれており、1次は例年書類のみの審査です。志望理由や留学先で学びたいこと、学んだことを将来どう活かしたいか、自己PR(A4が2ページ迄)などが求められました。交換留学をされる方であれば、その申請の際に同じような内容を書くと思うので、内容に一貫性を持たせ、自分の留学の目的を明確にするという意図も併せ持ちながら書いていけばいいと思います。

 

一つ私が意識した点を挙げるのであれば、「留学に行けたら日本のこのような部分を海外の人々に伝えたい」という部分を膨らませて(十分に目立てせて)、書きました。過去の合格された方のブログで拝見したためです。その方のブログでは、業務スーパーが食品関連の企業だから食品に紐づけて書いたとのことでしたが、私は日本の音楽について書いたので、食品に絞らなくても問題ないようです。

 

そもそもこの内容が必要かも何とも言えないところですが、厚みを増すために書いてみてもいいかもしれません。最も大切なことは、自己PRも含めて、自分の主張や目的意識に一貫性を持たせることだと、私は思っています。

 

また、2022年度申請の場合、書類の提出時期が完全に秋学期の期末試験と被っており、年始の忙しい時期なので、募集が始まる前から大体の書く内容をイメージしておくことを強く推奨します。知人には、忙しい時期だったので諦めた、期限を間違えた、などの理由で応募すらできなかった人が複数いました‼

 

☆2次審査

 

1次の結果が出るまでに、1月程度時間がかかるのですが、無事通ると2次審査に進みます。例年とは違い、コロナの影響で私は課題文の提出を求められました。業務スーパーが出す内容らしく(?)、企業と社会の関係といったような内容だったと思います。かなり広いテーマで、私も抽象的に書いてしまったのですが、大学の課題と同じようなモチベーションで書けば受かると思われます。

1次さえ受かれば2次はほぼ通る、と他の方のブログで見たのですが、SNSでみると今回は2次で落ちた方もいたようなので、十分に用意する必要があるかと思われます。

 

今年のように急な円安に陥ったり、物価の高騰で留学に行くのは年々金銭的ハードルが高くなっていると思います。業務スーパーさんの奨学金は、全額は無理ですがかなり大きい額を提供してくださり、圧倒的に多くの学生に採用の機会を下さっています。書類審査は大変ですが、同等のお金を工面する労力と比べたら少ない努力で済みますので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。